今年の最高気温相次ぐ 九州の大雨被災地ではボランティアが作業

日吉健吾

 16日は全国各地で猛暑となり、今年の最高気温の観測が相次いだ。九州北部の大雨の被災地では、強い日差しが照りつける中、ボランティアも参加して復旧作業が続いた。

 記録的な大雨から、17日で1週間。大規模な土石流が発生した福岡県久留米市田主丸町では、住民やボランティアが汗を流しながら、流れ込んだ流木や泥を片付けていた。親戚の家が被災した宮崎大和さん(20)は「見慣れた風景がテレビで映し出され、何か手伝いたいと思って駆けつけた」と話した。

 気象庁によると、群馬県桐生市では39・7度、大分県日田市で36・1度、熊本県甲佐町で35・7度など各地で今年最高を記録。福岡県では県内14の観測地点のうち、糸島市(36・1度)や久留米市(34・9度)など12地点で今年最高となった。(日吉健吾)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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