「母の日」の10日に集中する注文を分散させ、新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、花の生産や流通の関係団体でつくる日本花き振興協議会が、5月の1カ月間を「母の月」にしようと呼び掛けている。
福岡市中央区平尾の生花店タントフィオーレでは、店内での混雑を避けるため、入店者の数を制限するなど感染防止に努めている。10日以降も母の日の贈り物として人気のカーネーションの切り花やアジサイなどを販売する。
同店の平山美穂代表(48)は「母の日を過ぎても感謝の気持ちを伝える花を買いに来てほしい」。カーネーションの鉢植えを購入した男性は「今年は連休の帰省を控えた。外出を自粛している母親の癒やしになれば」と話した。
(三笘真理子)
西日本新聞社
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