倉富竜太
餌付けした野生のサルと触れ合える大分市の高崎山自然動物園は30日、今年最初のサルの赤ちゃんを確認したと発表した。名前は公募で最も多かった「ペッパーミル」に決まった。
高崎山では毎年この時期にサルの出産が始まり、最初に確認された赤ちゃんの名前を公募で決めている。
今年は948票の応募があり、42票が「ペッパーミル」。2位が「ペッパー」(34票)、3位が「サムライ」(29票)、4位が「ミル」(25票)と、日本代表・侍ジャパンが優勝したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にちなんだ名前が多かった。
出産シーズンは8月まで続き、現在確認されているサルの群れ「B群」と「C群」で、今年は計約150頭の誕生を見込んでいるという。
ペッパーミルは雄で、母親はB群のマボロシ(7)。マボロシの第2子。
ヌートバー選手をきっかけに日本代表の選手が行うようになり、WBC大会期間中に大きな話題を呼んだペッパーミルのパフォーマンス。自然動物園の担当者は「サルなのでもちろん野球選手にはなれませんが、ヌートバー選手のように明るく元気に育ってもらえたら」と語った。(倉富竜太)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル