大阪市の天王寺動物園は3日、鳥のワライカワセミのアキーゴ(2歳、性別不明)が行方不明になったと発表した。同園では9月にもアシカの赤ちゃんが行方不明になったばかり。ワライカワセミは人の笑い声のような鳴き声が特徴だといい、園は情報提供を呼びかけている。
園によると、3日午前10時ごろ、イベントで展示するため園外に連れ出し、会場の花博記念公園鶴見緑地(大阪市鶴見区)で園の職員が準備をしていたところ、止まり木にいたアキーゴがいなくなっているのに気づいた。止まり木と脚をつないでいたロープの金具が破損していたという。鶴見緑地の園内を中心に捜索したが、3日夜までに見つからなかった。
天王寺動物園では9月にも、生後3カ月のカリフォルニアアシカのキュッキュが行方不明になり、4日後に園内の下水管で発見された。同園は「再発防止の取り組みを行う中で発生した事案で、深くおわびします」とのコメントを出した。
アキーゴは体長40~50センチ。両脚に長さ10センチほどのベージュ色の革製の器具が付いたままの状態という。情報提供は同園(06・6771・2174)へ。(笹川翔平)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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