今日6日(木)も、朝から強い日差しが照り付け、35℃を超える猛暑日のところが多くなります。日本海側でもフェーン現象により気温が高くなる見込みで暑さが厳しくなる予想です。 熱中症予防の目安となる暑さ指数(WBGT)も「危険」レベルとなるところが多くなります。適切な水分補給やエアコンの使用など、熱中症対策を心がけるようにしてください。
WBGT「危険」のエリアが各地に
今日は鳥取や兵庫県豊岡市で37℃、奈良や福井などでも最高気温が36℃と猛暑日になる予想です。東北から西日本の各地でも、ほとんどのところで30℃を超える暑さとなる見込みで、青森県から沖縄県まで28府県には、高温注意情報が発表されています。 WBGTの予想では関東から西のエリアでは赤色の「危険」を示すところが多く見られ、関東の内陸や北陸、東海、近畿、九州の沿岸部などではさらに危険とされる紫色で示されているところもあります。 今年は長い梅雨や外出自粛などの影響で、体が暑さに慣れていないと熱中症の危険性が高くなります。また、マスクの着用も放熱を妨げることに繋がります。こまめに水分補給したり適切にエアコンを使用するなど、熱中症に十分警戒してください。
WBGT28℃以上で熱中症患者は急増
暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられている指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。単位は℃ですが、気温とは値が異なります。 気温よりも熱中症患者発生率との相関が高く、WBGTが28℃を超えると熱中症患者が著しく増加することがわかっています(厳重警戒・危険に相当)。WBGTが31℃以上の場合は運動は原則中止すべきとされています(危険に相当)。 環境省と気象庁は今年から一部地域で、WBGTが極めて高い予想となる日に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。熱中症の危険性が非常に高い予報が出ている場合は、外出を避けて冷房の効いた涼しい室内で過ごすようにするなど、対策にお役立てください。
ウェザーニュース
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment