今春生まれの元気な子羊 360度カメラに興味津々

 新型コロナウイルスの感染拡大防止で臨時休園している千葉県富津市のマザー牧場で、今春も羊の出産ラッシュがあった。羊は青草が生え、子育てに適したこの時季に合わせて出産する。3月中旬、飼育施設内で元気な姿を見せる子羊を360度カメラで撮影した。

 飼育小屋のシャッターを開けると、成羊と子羊が一斉に鳴き出した。甲高い子羊の「メエー」と、成羊のドスの利いた「ベェー」が入り交じる。

 あれ?ヤギも「メエー」だったような?

 牧場スタッフの榎繁さんは、羊よりもヤギの鳴き声が少し高い感じがするという。榎さんは「羊もヤギも声には個体差がかなりあるので、鳴き声だけで正確に聞き分けるのは難しい」と話す。一般的にヤギはあごひげがあり、短毛で粗く、体の線が細いという。羊はカールがかった体毛に長い尻尾がある。ただ、家畜用の羊はふんが付着し不衛生になるため、生後、断尾するという。

 牧草を入れたえさ箱に360度カメラを設置。しばらくすると子羊たちが近寄ってきた。時折、レンズフィルターが気になるのか、なめたり、かじったりするやんちゃな子羊もいた。

【動画】マザー牧場のスタッフが羊について解説=竹谷俊之撮影

 取材当日、午前中に生まれた赤…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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