台風や猛暑で忙しなく過ぎた今年のお盆。明けて今週はスッキリしない天気の日が多くなり、だんだんと暑さがトーンダウンしてくる見込みです。
お盆休みが終わった今週は、夏の主役である太平洋高気圧が後退し、北からはオホーツク海高気圧が張り出してきます。
太平洋高気圧の縁を回るように湿った空気が流れ込むため、日本付近は大気の状態が不安定になります。
また、2つの高気圧に挟まれた周辺に秋雨前線が現れ、今週は停滞する見込みです。
曇りや雨のスッキリしない天気の日が多くなり、特に21日から23日は前線に近い北陸や北日本で強雨・大雨のおそれがあります。
それに加え、日本の南海上には「台風の卵」とも言われる熱帯低気圧が存在しており、その進路次第で週末以降の西日本で荒天の可能性があるため、引き続き最新情報をご確認ください。
暑さトーンダウンへ
秋雨前線は夏と秋を分けているとも言えます。
前線の北側は秋の空気で、前線が徐々に南に下がってくるため、週の後半は暑さがさらにトーンダウン。
関東地方では真夏日となる所は少なくなり、熱帯夜からも解放される予想です。
真夏日が続く西日本でも、朝晩はしのぎやすくなります。
暑さで疲れが出やすい中での気温の変化となりますので、体調管理にはお気をつけください。
ウェザーニュース
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