14日(火)にかけて、全国的に風が強く、天気は荒れ模様。台風並みの暴風に警戒を。15日(水)と16日(木)は全国的に晴れ。17日(金)以降は、本州付近は再び春の嵐に注意が必要。
春の嵐
13日(月)は、本州の南岸を発達した低気圧が通過する見込みです。広い範囲で雨となり、九州から東北では大雨になる所もあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒して下さい。なお、全国的に風が強く吹きます。西日本や東日本から北日本の太平洋側では、沿岸部を中心に台風のような風が吹き、大荒れの天気になるでしょう。海上では大しけとなる所がありますので、暴風や高波に警戒が必要です。飛ばされやすいものは、屋内にしまっておきましょう。なお、低気圧は、冷たい空気を巻き込みながら進むため、山沿いでは雪がまじることもありそうです。
発達した低気圧は次第に日本の東へと離れ、14日(火)は、西から高気圧に覆われる見込みです。西日本は荒れ模様から一転、穏やかに晴れるでしょう。東日本の太平洋側も天気は回復しますが、風の強い状態は続きます。洗濯物などを干す際は、風により巻き上げられた砂ぼこりや花粉にご注意下さい。東日本の日本海側や北日本も、広く日差しは届きます。ただ、日本海側を中心に寒気の影響が残り、冷たい雨や雪の降る所がありそうです。
春本番の陽気から再び春の嵐へ
15日(水)から16日(木)は、日本付近は引き続き高気圧に覆われる見込みです。全国的に晴れて、過ごしやすい陽気になるでしょう。東日本や西日本では20度を超える所もあり、春本番の暖かさとなります。過ごしやすい陽気になるでしょう。ただ、次第に天気は西から下り坂です。17日(金)から19日(日)にかけて、再び前線を伴った低気圧が本州付近を通過するでしょう。西日本や東日本は、広く曇りや雨となり、東日本を中心に寒さが戻ります。寒暖差が大きくなりますので、体調管理にご注意下さい。ただ、北日本では晴れる所が多く、わりと日差しが心地よく感じられるでしょう。
日本気象協会 本社 福田 浩昭
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