向こう一週間は、日本付近は高気圧に覆われる日が多く、広い範囲で秋晴れに。ただ、北海道から東北の日本海側と北陸は、7日(水)頃まで前線や低気圧の影響を受ける。
北日本の天気
日本海側を中心に前線を伴った低気圧や上空の寒気の影響を受けるでしょう。北海道では、7日(水)頃まで曇りや雨の所が多くなりそうです。特に、5日(月)にかけては、大雨になる恐れもあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意し、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうにも注意して下さい。一方、太平洋側では、秋の長雨は終わり、すでに本格的な秋が始まっています。この先は、日差しがあっても、肌寒い日が多くなりますので、体調管理には十分ご注意下さい。
東日本の天気
日本海側では、6日(火)頃まで前線や寒気の影響で、曇りや雨となり天気はぐずつきます。日中でも空気はヒンヤリしますので、暖かい服装でお過ごし下さい。一方、太平洋側は、5日(月)は、前線の影響で雲の目立つ天気になりそうです。6日(火)から秋晴れが続き、日中は何をするにも快適な陽気が続くでしょう。各地で昼が短くなり夜が長くなるのを感じる頃になります。深まる秋に備えて、そろそろ冬物の衣類などを準備し始めておきましょう。ただ、東海では10月に入っても、まだ25度前後の日が多く、5日(月)は、真夏日一歩手前の暑さになる所がありそうです。体調管理にご注意下さい。
西日本の天気
高気圧に覆われて、晴れる日が多いでしょう。日本海側は秋の空気に包まれて、日中でも爽やかな陽気になりますが、太平洋側はまだ夏の暑さが残ります。半袖でも汗ばむくらいの陽気になるでしょう。ただ、各地とも朝晩はヒンヤリしますので、服装で上手に調節して下さい。
南西諸島の天気
5日(月)も大体晴れる見込みです。6日(火)からは、日本の南を西よりに進む熱帯低気圧の影響で、曇りや雨の天気が続くでしょう。熱帯低気圧の動向によっては、荒れた天気になる所もあります。最新の気象情報にご注意下さい。
6日(火)は火星 8日(木)はりゅう座流星群が夜空を彩る
6日(火)は、火星が地球に最接近する見込みです。北海道の太平洋側や東北、関東から九州にかけて、見える所が多いでしょう。観測するには絶好のチャンスになります。なお、8日(木)は、北海道から九州の広い範囲で、りゅう座流星群が観測できそうです。ピークは夜の9時頃となりますので、屋外で見る方は、できるだけ暖かい服装でお出かけ下さい。
日本気象協会 本社 福田 浩昭
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment