仏自動車部品メーカーから1.1億円横領容疑 日本支店元代表を逮捕

 勤務先だった仏自動車部品メーカーの銀行口座から1億円超を横領したとして、警視庁は同社日本支店元代表の男(57)=埼玉県ふじみ野市=を業務上横領の疑いで逮捕し、6日に発表した。「会社の経費や自分の退職金だった」と容疑を否認しているという。

 渋谷署によると、メーカーはフランスに本社を置く「LIDテクノロジーズ」で、東京都渋谷区に支店がある。男は支店代表を務めていた2021年1~12月ごろ、100回以上にわたって会社の口座から現金計約1億1千万円を引き出し、自身の口座に入金した疑いがある。経理などを担当していたという。

 調べにこれらの金の使い道について、「ほとんど競馬と競艇に使った」と説明。男と連絡をとれなくなったとして本社が21年12月、代表を解任した。同社は22年10月、渋谷署へ刑事告訴した。御船紗子

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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