仙台では12日(日)から昨日16日(木)にかけて、5日連続で日照は0時間となっています。きょう17日(金)も12時までの日照はなく、週末も日差しは期待できず、梅雨開けはしばらく先になりそうです。
夏野菜ピンチ
太陽の恵みを受けて育つ夏野菜。【やませ】の影響で、東北地方は太平洋側を中心に日照不足で、6月25日から7月15日までの日照時間は、平年の半分以下となっています。先週末、仙台市内のスーパーの野菜売り場でのナスやキュウリの値段は、例年とほとんど変わらない印象でしたが、この先、ジワジワと値段に影響が出てきそうです。食材選びに工夫が必要になりそうですね。
仙台 日差しはいつ戻る? 東北南部の梅雨明け平年日は7月25日
仙台を含む東北南部の梅雨明けの平年は、7月25日ですが、向こう一週間、曇りや雨の日が続きそうです。20日月曜日は山形で晴れマークがありますが、北の高気圧から吹く【やませ】と関東付近の前線上の低気圧の影響を受けるところが多いでしょう。このため、東北南部の太平洋側は雲が多くなり、日照の少ない状態は解消されないでしょう。食卓でのナスやキュウリなどの夏野菜の出番は減ってきそうです。
日本気象協会 東北支社 佐藤 理恵子
Source : 国内 – Yahoo!ニュース