8月下旬から長野県大町市の高校1年の女子生徒(16)が行方不明になっていた件で、同県警は29日、岩手県奥州市前沢生母、派遣社員千葉裕生(ゆうき)容疑者(28)を未成年者誘拐容疑で逮捕し、発表した。生徒は同日朝、捜査員が仙台市内で発見し、保護した。生徒にけがなどはないという。
長野県警によると、千葉容疑者は生徒が未成年だと知りながら、8月29日に生徒を連れ去り、9月30日ごろまで奥州市の自宅に滞在させていた疑いがある。
県警は、生徒が仙台市内にいるとの情報を得て捜していた。保護したあと、事情を聴いているという。
生徒は8月29日午後10時ごろまでは家族と一緒に過ごしていたが、翌30日朝に家族が自室に起こしに行くと姿がなかった。家族はその日のうちに県警大町署に捜索願を出した。家族に感謝の意を示す書き置きが見つかっていた。
生徒は保護された時、行方不明になった時とは異なる服装をしていた。携帯電話は持っていたという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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