東京都の豊洲市場(江東区)で5日早朝、今年最初の取引となる「初競り」が開かれ、276キロの青森県大間産の本マグロがこの日最高額の1億9320万円(1キロ当たり70万円)で落札された。
鐘の音とともに、午前5時10分から始まった令和最初の新春の初競り。「一番マグロ」を競り落としたのは、すしチェーン「すしざんまい」を運営する喜代村(同中央区)で、昨年に続き2年連続。同社の木村清社長(67)は、「最高です。正月というだけでも気持ちが良いのに、令和初で余計気持ちが良くなっちゃう。ちょっと高いの買っちゃったけど、今年もお客さんのためには一番良いマグロを届けたい」と笑顔で話した。
ご祝儀相場の初競りだが、同社は昨年、中央卸売市場で記録が残る1999年以降の史上最高額となる3億3360万円で大間産の本マグロを落札。今年はそれに次ぐ高値となった。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース