大雪山のふもと、北海道上川町・層雲峡にある渓谷「大函(おおばこ)」。石狩川の水がかれる冬の間だけ、大函の中を歩くことができる。訪れる人たちを、圧巻の景色が出迎える。
拡大する冬の間に水がかれた大函では、歩いて柱状節理を間近に見ることができる=2021年1月23日、北海道上川町、360度カメラで撮影
ツアーは毎週土日、層雲峡ビジターセンターが催している。川幅約10メートルの大函の両岸には、角形の岩が規則正しく並ぶ柱状節理(ちゅうじょうせつり)がそびえ立つ。春から秋にかけては水が流れていて、展望台から眺められるだけ。ツアーでは長さ約500メートルの渓谷の中を、スノーシューで歩くことができる。途中には氷瀑(ひょうばく)や霜の結晶が天井を埋める洞窟がある。
拡大する冬の間は水がかれるため、大函を歩いて柱状節理を見ることができる=2021年1月23日、北海道上川町
層雲峡ビジターセンターの佐久間弘さんは「普段はなかなか近づくことができない柱状節理を間近に見ることができるのが、冬の大函の魅力」と話す。
拡大する大函に流れ込むニセイチャロマップ川沿いにある氷柱群=2021年1月23日、北海道上川町
【360度動画】冬だけ出会える柱状節理の絶景 層雲峡・大函=本田大次郎撮影
大函コースは土日の午前中で、午後には近くの氷柱(ひょうちゅう)群を観察するコースもある。1回4人まで、中学生以上。参加料1500円。申し込み・問い合わせは同センター(01658・9・4400)。(本田大次郎)
拡大する大函に流れ込むニセイチャロマップ川沿いにある氷柱群=2021年1月23日、北海道上川町
拡大する大函のそばの洞窟にできた霜の結晶=2021年1月23日、北海道上川町
拡大する大函のそばの洞窟には、3~4センチにも育った霜の結晶も=2021年1月23日、北海道上川町
拡大する冬の間は水がかれるため、大函を歩いて柱状節理を見ることができる=2021年1月23日、北海道上川町
拡大する冬の間に水がかれた大函では、歩いて柱状節理を間近に見ることができる=2021年1月23日、北海道上川町、360度カメラで撮影
拡大する冬の間に水がかれた大函では、歩いて柱状節理を間近に見ることができる=2021年1月23日、北海道上川町、360度カメラで撮影
拡大する冬の間は水がかれるため、大函を歩いて柱状節理を見ることができる=2021年1月23日、北海道上川町
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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