関西囲碁将棋記者クラブ(加盟19社)は2日、第28回関西囲碁将棋記者クラブ賞の表彰式を大阪市内で開いた。囲碁は2019年、将棋は19年度の活躍が対象で、囲碁部門の村川大介九段(29)=関西棋院所属、兵庫県西宮市出身=、将棋部門の豊島(とよしま)将之竜王(30)=叡王とあわせ二冠、日本将棋連盟関西本部所属、兵庫県尼崎市在住=、特別賞に選ばれた囲碁の仲邑(なかむら)菫(すみれ)初段(11)=日本棋院関西総本部所属、大阪府出身=にそれぞれ表彰状と副賞が手渡された。
村川九段は「十段戦でタイトルをとれ、キャリアの中でも自己ベストに近い年」、豊島竜王は「名人と竜王を獲得できて、自身にとっても出来すぎな1年」と振り返った。仲邑初段は、副賞として「欲しかった」というポータブルミュージックプレーヤーを贈られ、「音楽を聴きたい。好きな歌手は(大阪発の男性2人組)コブクロ」と話した。
関西在住や所属の棋士らを対象に、関西の囲碁将棋担当記者が投票で選んだ。表彰式は例年、春に開くが、コロナ禍のため今年は延期していた。(佐藤圭司、尾崎希海)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル