仲里依紗さん、「長崎」身にまとい登場 「服は、着たいから着る」

 JR長崎駅前のかもめ広場で3日、新駅ビル「アミュプラザ長崎新館」の開業を盛り上げるファッションイベントがあった。新館のPR活動を行うスペシャルアンバサダーで長崎出身の俳優・仲里依紗さんも登場し、立ち見も含め200人以上が詰めかけた会場は熱気に包まれた。

 イベントはファッションショーと仲里依紗さんによるトークショーの二部構成。ファッションショーでは、新館で出店予定のアパレルブランドおすすめの冬服コーディネートや、長崎の風景をイメージしたオリジナル衣装20着が発表された。「雲仙地獄」をイメージにしたドレスは、透けて見える薄手のチュール生地を用いて雲のようなやわらかさと、立ちこめる蒸気を表現。観客は次々登場する斬新な衣装に目を奪われていた。

 ショーの最後、仲さんがランウェーを歩くと会場からひときわ大きな歓声が上がった。続けてあったトークショーでは観客から「おかえり」のかけ声。仲さんは「長崎に帰ってきてみなさんの前でランウェーすることができてうれしい」と笑顔で応えた。司会からファッションの楽しみ方を問われた仲さんは「人からどう見られるだろうかと悩まず、着たいから着るんだと、自信を持って好きな服を着てほしい」と話した。

 開業は10日。家電量販店「エディオン」やセレクトショップの「シップス」など86店舗が出店予定。開業に伴う渋滞緩和のため、三菱重工総合体育館や長崎駅北側に臨時駐車場を設けるほか、利用金額などの条件を満たした人に路面電車の片道乗車券を配布するなど公共交通の利用を促すサービスを実施する。詳細はアミュプラザ長崎の公式サイト(https://www.amu-n.co.jp/eventnews/detail/?cd=001102)で確認できる。(岡田真実)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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