1万人以上の署名集まる
「履歴書の性別欄は、トランスジェンダーの当事者たちにとっては、ずっと続いてきたことで、いくら声を上げても変わらない問題でした。 やっと解決に向かったことは、本当に大きな一歩です」 今回の署名活動のサポートにあたった遠藤まめたさん(33)はそう話す。 遠藤さんはChang.orgの職員で、自身もトランスジェンダーの当事者でもあり、 LGBTの子どもや若者支援にも関わっている。 今回の署名活動は若者の労働問題に取り組むNPO法人「POSSE」が実施。 「履歴書から性別欄をなくそう #なんであるの」というキャンペーンを行い、1万人を超える署名が集まった。 署名は6月30日、経済産業省に提出され、経産省はJIS規定を定めている日本規格協会に対して指導した。 同協会では7月9日に履歴書の様式例を削除。削除理由について同協会は以下のようにHP上で説明している。 「公務員試験、高校入試などでは性別欄をなくす動きが全国的に広がりつつある中、引き続き掲載することによって、JIS で規定されている、何らかの方向付けをしているなどの誤解を招きかねない。このことから、削除することにした」
Source : 国内 – Yahoo!ニュース