伊勢エビ漁が解禁され、水揚げが盛んな長崎市野母地区で恒例行事「のもざき伊勢エビまつり」が23日まで開かれている。期間中、同市脇岬町の活魚流通センターは相場より2千円程度安い1キロ6500円(税別)で伊勢エビを直売し、周辺の飲食店10店舗でも新鮮なエビ料理が提供され、大勢の人でにぎわっている。
まつりは8月下旬の解禁に合わせて開かれており、今年で20回目。今回、各店舗は伊勢エビの料理として、「いち望」(同市以下宿町)が刺し身定食、「割烹大樹の海」(同市脇岬町)がしゃぶしゃぶ、「おおとり丸」(同市野母町)が生き造り定食を、それぞれ期間限定で提供する。
休日の8日、センターには家族連れが次々と訪れ、子どもたちは伊勢エビが入った水槽をのぞき込んでいた。長崎市の長崎南山小5年の吉田優香さん(10)は「みそ汁で食べるのが好き。お母さんが作ってくれるのが楽しみ」と笑顔で語った。 (西田昌矢)
西日本新聞社
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