25日午後3時45分ごろ、四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)で3号機の定期検査中、発電所内が一時停電するトラブルがあった。非常用ディーゼル発電機が起動するなどして約10秒後に復旧した。四国電は「ほぼ全ての電源が一時的に喪失した」と説明している。原因は不明。外部への放射能漏れはないとしている。
四国電は同日、定検の全作業を当面見合わせると明らかにした。愛媛県の担当者は「看過できず、厳しく対応していく」と述べた。
四国電によると、停電は送電線の部品の取り換え作業中に発生。送電線を保護するため異常な電流が流れた場合に電線を遮断する装置が作動し、停電が起きた。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース