ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者のジャーナリスト・山口敬之さんから性暴力被害にあったとして慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた訴訟が10月7日、東京地裁(鈴木昭洋裁判長)で結審した。判決は12月18日に言い渡される。
伊藤さんは、山口さんから意思に反して性行為をされたと主張している。一方で、山口さんは「同意があった」として性的暴行を否定している。
この日、意見陳述に立った伊藤さんは「あの日から自分の尊厳を取り戻すために、様々なことをしてきた。真実を少しでも明るみにし、性暴力を受けた人の役に立てれば嬉しい」と述べた。
これに対し、山口さんは意見陳述で「犯罪者に仕立て上げるなら戦わざるを得ない」などと伊藤さん側の主張に反論し、「日本の司法が正しい判断を下すと信じている」と訴えた。
●裁判の詳細は以下の記事にまとめています
(1)伊藤詩織さん裁判詳報 「自分を守ることに必死だった」あの日を振り返る
(2)伊藤詩織さんに山口さん代理人「被害後に加害者を気遣う言葉、社会常識ではありえない」
(3)「伊藤さんから積極的に誘ってきた」山口敬之さん、伊藤詩織さんの主張に反論
(4)元TBS記者の山口さん「なだめるような気持ちで性行為に応じた」伊藤詩織さんの主張に反論
弁護士ドットコムニュース編集部
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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