休園中の上野、パンダポストにマスク 着けているのは…

 新型コロナウイルスの影響で休園していた上野動物園(東京都台東区)が23日再開する。再開を待ちわびる人の中では、休園中にあることがSNSなどで話題になっている。パンダのお口に――。

 動物園の表門真向かいには長年親しまれているパンダの絵柄をした郵便ポストがある。そのポストのパンダの口元には、カラフルなマスクが、数日ごと取り換えられながら、着けられているという。SNSでは、「パンダも予防している」「誰が着けているのかな」などといった書き込みがあり、パンダのファンの中でも話題に上がっているという。記者が調べると、マスクには子どもたちに向けた温かいメッセージが込められていた。

 取り付けているのは都内に住む40代男性。ウイルスの感染防止でマスクの着用が日常の景色になったが、事情をうまく理解しづらい小さな子どもにはストレスではないか、と男性は思った。そんな子どもたちに着用を促しつつ少しでも癒やしになればと考え、4月下旬からパンダの口元に手作りでビーズを施したカラフルなマスクを数日おきに付け替えている。ポストが傷付かないよう磁石を使って取り付けているという。

 男性は動物園の年間パスポートを購入しており再開を待っているという。

 「かわいいですね。暑くてもマ…

980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment