休日に家事をする時間は、夫は妻の半分だった。11月22日の「いい夫婦の日」を前に、シチズン時計が意識調査の結果をまとめた。15年前の調査と比べると夫婦間の差は縮まったものの、家事の負担が妻に偏る傾向は変わっていない。
調査は10月2日~4日に実施。20代、30代、40代、50代以上のそれぞれについて既婚男女50人ずつ、計400人から回答を得た。休日に家事に費やす時間は、夫の約7割が「1時間以内」なのに対し、妻は「2時間以上」が約7割だった。平均時間は、夫が1時間5分、妻は2時間12分。2005年の調査では、夫が48分、妻が2時間13分と大きな違いがあった。家事を全くやらない「0分」と答えた夫は05年に22.5%だったが、今回は9.5%まで下がった。
休日に夫婦でそれぞれ別のことをしている時間が「3時間以上」なのは、夫が43.5%、妻は57.0%。50代以上になると夫も妻も7割以上になった。
調査では夫婦円満のヒントになるようにと、相手の時間の使い方でイライラする行動も尋ねている。夫の「パソコン・スマートフォン・タブレット」を挙げた妻が39.5%、妻の「外出前の身支度」を選んだ夫が33.5%だった。(鈴木康朗)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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