休校中に遊ぶ子、周りにいない「高校生は…」とまとめないで(高校生新聞オンライン)

新型コロナウイルスの感染防止のために、全国の高校で突然休校になり、卒業式が縮小・中止されるなどの影響も広がっています。高校生活への影響や、今感じていることなどについて、読者の高校生の声を紹介します。

学校の時間割を参考に家で勉強、意識の高い子がいる

私の学校では、コロナウイルスの休校で遊んでいる子は、ほとんどいません。一部の人のことで高校生みんなが軽率な行動をしていると思われていることがすごく嫌だなと思っています。

私は学校の時間割を参考に、宿題と予習復習で1日5時間は勉強し、残りの時間は弟と縄跳びなどをして遊んでいます。友達も、塾がないため家での学習に苦労しながらも頑張っているそうです。友達とカラオケしたいのを、遊びに行きたいのを我慢して家で過ごしています。

もし自分がコロナウイルスに感染していて他の人にうつしてしまったらとか、どうして休校になっているのかを考えているからです。このくらい高校生にもなればみんな考えられること、と思います。

学習記録アプリを見ると、10時間も勉強している子もいました。その子は「コロナウイルスのピンチを、勉強のチャンスに変える」と言っていました。不謹慎かもしれないけど、今できるのはそれくらいだから…と。

私たち高校生がワクチンを開発できるわけではありません。でも、こんな時にこそ私たちが感染を拡大させないためにできることをして、自分たちの未来を守るべきなんじゃないかなと思います。こんな風に考えているのは私だけじゃありません。もっと意識の高い子もいます。なのに「高校生は…」とひとまとめにされるのは嫌だなと思いました。(神奈川県・高校1年女子)

高校生新聞社

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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