桑原紀彦
文部科学省は18日、新型コロナウイルス感染の「第6波」で、休校した公立の幼稚園、小・中・高校、特別支援学校は全国で717校、学年・学級閉鎖は4895校(いずれも今月9日時点)に上ると発表した。前回調査(1月26日時点)より休校は397校減ったが、学年・学級閉鎖は168校増えた。
休校の割合は全体の2・0%で、前回から1・1ポイント減。都道府県別で最も高かったのは、茨城の38・2%(339校)だった。茨城県教委は先月31日から、各小学校にリモート学習の実施を要請していた。学年・学級閉鎖は13・8%で、0・5ポイント増。京都の27・4%(177校)が最高だった。文科省の担当者は「感染状況が厳しいなかでも、学校全体でなく学年・学級閉鎖にとどめて子どもの学びを継続させようという現場の意識の表れでは」とみている。
文科省は3月上旬まで、約2週間おきに休校状況を調べる予定だ。(桑原紀彦)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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