新型コロナウイルスの影響で会社から休むよう求められたのに、休業手当を払ってもらえず、生活に困っている中小企業の働き手がいます。そうした人を支援するため、政府は新しい給付金を作り、今月10日から申請の受け付けを始めました。誰が対象になり、どう手続きすればいいのか。制度のポイントや注意点、課題をまとめました。
パートや学生バイトも申請可能
新しい給付金の正式な名前は、「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」。受け取れるのは、一定の規模以下の中小企業で働く人のうち、今年4~9月に会社の指示で休業したのに、休業手当を払ってもらえない人だ。
正社員だけでなく、契約社員やパートタイマー、学生アルバイト、技能実習生なども申請できる。勤務を週5日から3日に、1日8時間から3時間に減らされたような人も、その分の休業手当が出ていなければ対象になる。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル