年賀はがきの売り上げが今年は好調だという。新年のあいさつはメールやSNSで済ませるのが一般的になり、発行枚数は年々減り続けている。コロナ禍で帰省を控える人が多い中、すたれつつあった習慣の復権はあるのか。
「年賀状を書くのは本当に久しぶり」。そう振り返るのは東京都の会社員、植田千尋さん(29)。携帯を持ち始めた中学生の頃から少しずつメールに移っていったといい、「いつの間にか全然送らなくなっていた」。ただ、今年は違う。都内の絵手紙教室に通い、山口県の実家に送る年賀状を作っている。コロナの影響で年末年始は帰省できず、家族と正月を過ごせないため、「形に残るものを送りたいと思った」という。
幼なじみの近藤美佳さん(29…
2種類
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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