東京オリンピック(五輪)大会組織委員会は27日、会場でマスクを着用していなかった選手や関係者らが所属していた複数の五輪委員会に対し、行動ルール違反であるとして「厳しく注意喚起した」と発表した。個別の国・地域名については明らかにしていない。
ルールでは競技中などを除いて全員にマスク着用を義務づけ、歌での応援や握手などをしないよう求めているが、「守られていない」との声があがっていた。高谷正哲スポークスパーソンは「ルールへの理解が重要で、厳しい注意喚起を行っている」と話したが、具体的な違反行為の線引きについては「ケース・バイ・ケース」と言及を避けた。ルールが守られず制裁措置が必要な場合は、組織委が国際オリンピック委員会と協議するという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル