会社社長から1千万円恐喝容疑 スキャンダル記事めぐり

 インターネットの記事のもみ消しを巡り、東京都内の不動産会社長の男性(58)から1千万円を脅し取ったとして、警視庁は13日、いずれも東京都港区の会社役員、松浦正親(46)と山田浩貴(48)の両容疑者を恐喝の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、松浦容疑者ら2人は昨年10月、不動産会社長の女性スキャンダルを記したネット記事について、社長から相談を受ける中で1千万円を脅し取った疑いがある。2人は「これは大変なことで人の命に関わる」と言ったり、反社会的勢力が背後にいることをにおわせたりしたとみられる。

 このネット記事をめぐっては、芸能関連会社代表小林英雄(54)=東京都品川区=と会社員堀川嘉照(52)=さいたま市大宮区=の両容疑者も、「反社会的勢力を使ってネットの記事をもみ消そうとしただろう」などと言い、不動産会社長から500万円を脅し取ったとして、警視庁に恐喝などの容疑で逮捕された。

 昨年10月のネット記事掲載以後、不動産会社長は松浦容疑者らや小林容疑者らからたびたび現金を要求されるようになり、警視庁に相談したという。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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