明日4月12日(日)から13日(月)にかけて、低気圧が西日本や東日本に接近して急速に発達するため、各地で雨や風が強まる予想です。大雨や暴風に警戒が必要です。
大雨のピークは、西日本では明日12日(日)、東日本や東北では13日(月)の見込みで、暴風のピークは各地とも13日(月)となる見通しです。
【大雨】自宅の安全な場所で待機を
広範囲でまとまった雨が降り、局地的に発達した雨雲のもとでは激しい雨が降るおそれがあります。落雷や竜巻などの突風、道路の冠水に注意してください。
また12日(日)から14日(火)までの総雨量は、山陰や東海地方の多いところで200mmに達するおそれもあります。河川の増水や土砂災害の発生に警戒が必要です。
新型コロナウイルス感染症の流行により避難の判断が難しくなっていますが、現時点では避難が必要なほど風水害の危険が迫るところはほとんどない見通しです。雨の強い時間帯は外出をせずご自宅で過ごすようにしてください。土砂災害警戒区域では斜面から離れた上階の部屋にいる方が安全です。
【大雪】季節外れの積雪に注意
甲信や北関東の山沿い、東北地方の太平洋側の高地では湿った雪が降り、積雪となる所がある予想です。
特に岩手県や福島県の山沿いでは季節外れの大雪となり、30cm以上の積雪となるおそれがあります。外出自粛の影響で普段より交通量が少ない分、道路にも雪が積もりやすい可能性もあります。トラックドライバーの方など、お仕事で車の運転が必要な方は十分注意してください。
【暴風】30m/s近い暴風のおそれも
低気圧が急速に発達するため、13日(月)は各地で風が強まります。西日本や東北太平洋側の沿岸部では、最大瞬間風速30m/s前後の暴風が吹くおそれがあります。荒天の間は外出を控え、ご自宅で過ごすようにしてください。
道路の通行止め速度規制、鉄道の運転見合わせ等により、物流に遅延が生じる可能性があります。また、倒木による停電の発生に注意が必要です。
天気が穏やかなうちに飛ばされやすい物を屋内にしまったり、日用品の買い出しを済ませておくと安心です。なお、14日(火)の昼頃には各地とも荒天が収まる見込みですので、過度に買い込む必要はありません。
ウェザーニュース
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース