投資目的なのに居住目的と偽り、低金利の住宅ローンの融資を受ける不正。手を染めたのはごく普通のサラリーマンたちだ。将来不安を抱え、副収入を得る目的で気軽に手を出した男性のひとりが朝日新聞の取材に応じ、その手口を詳しく語った。
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投資サークルに入ると……
都内在住の独身・20代の会社員だった男性は5年ほど前、知人に誘われて「投資サークル」に入った。年収は400万円前後で、将来の資産形成に不安を抱えていた。
サークル代表は不動産業者の社長。サークルといっても、表向きは都内の居酒屋でときどき酒を飲むだけだった。
しかし加入後、すぐにマンション投資を勧められた。自己資金ゼロで投資用マンションを買い、ローンは家賃収入で返せば、完済後には安定収入ができる、という触れ込みだ。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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