将棋の第5期叡王戦の段位別予選・九段戦2回戦が6月22日に行われ、佐藤康光九段(49)が鈴木大介九段(44)を152手で下し、本戦出場にあと1勝とした。
25人参加で、うち4人が本戦出場となる九段戦で、佐藤九段は2回戦から登場。同日、1回戦で丸山忠久九段(48)に勝利した鈴木九段を迎え撃つと、がっちりと自玉を固めて、相手の振り飛車に対抗。中盤以降ペースを握ると、相手の粘りをしっかりと振り切った。これで佐藤九段はあと1勝で本戦出場決定。タイトル通算13期の実力を、見事に発揮した一局となった。
叡王戦の予選は、四段(本戦枠1人)・五段(2人)・六段(3人)・七段(3人)・八段(3人)・九段(4人)に分けて行われ、シード棋士を含めた本戦トーナメントを実施。決勝にあたる挑戦者決定三番勝負の勝者が、永瀬叡王との七番勝負に進出する。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment