8月末の記録的大雨で大きな被害があった佐賀県大町町で24日、町民を元気づけようと「絆サンマ祭り」が開かれた。
町の避難所で炊き出し支援に当たった東北が拠点のNPO法人が主催し、宮城県気仙沼市直送の約800匹を振る舞った。法人代表理事の大土雅宏さん(39)は「東日本大震災では佐賀からも支援を受けた」。食で恩返しした形だ。
復旧に追われたこの3カ月。多くの町民が香ばしく焼けたサンマに舌鼓を打った。自宅が床上浸水した同町の鈴山裕子さん(36)は「ほろ苦さがおいしい。元気が出ます」と絆の味を噛みしめていた。
西日本新聞社
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