佐賀市の住宅街で2日夜、イノシシの目撃情報があった。体長50センチ程度の子どもとみられ、平野部で目撃されるのは珍しいという。通報を受けた佐賀県警佐賀南署は「見かけた際は近づかず、刺激しないで警察に通報してほしい」と呼びかけている。
署によると、現場は県庁から西に約2キロの同市八戸1丁目。目撃した住民は「クリークを走っていった」と話したという。署員が駆けつけたときはすでにいなかった。
県内では、7月中旬に小城市芦刈町内でも目撃情報が相次いだ。佐賀市の現場からは西南方向に8キロほど離れた場所になる。
ここでは体長100センチ前後と60センチ前後という、2頭の目撃情報があった。周囲は水田地帯で、山から川沿いにやってきた可能性があるという。猟友会が同月18日に体長約90センチの1頭を捕獲したが、小さい方の1頭は捕まっていなかった。(平塚学)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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