村上英樹
国土交通省武雄河川事務所(佐賀県武雄市)によると、14日午前6時半ごろ、佐賀県武雄市橘町の六角川西岸で氾濫(はんらん)が確認された。
佐賀県内は11日から激しい雨が降り続き、同事務所によると、六角川は13日午後3時20分、潮見橋水位観測所で氾濫危険水位を超えた。午後9時ごろには堤防まで1メートルほどあったが、未明に豪雨により一気に水位が上がったとみられる。
佐賀県内では11日午前6時の降り始めから、各地で記録的な雨量が観測された。佐賀市では13日午後3時24分から1時間で67・5ミリの雨量を観測。降り始めの11日午前6時から13日午後4時までの総雨量は佐賀市駅前中央で514・5ミリ、嬉野市で531・0ミリなどだった。
佐賀県によると、武雄市を含め、県内13市町に大雨特別警報が出ているが、午前7時50分現在で人的被害は出ていないという。(村上英樹)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル