佐賀空港への陸上自衛隊のオスプレイ配備計画をめぐり、防衛省は26日、駐屯地建設予定地の地権者が所属する佐賀県有明海漁協(佐賀市)に対し、漁協が求める3条件について回答した。漁協は排水対策に納得せず、再検討を求めた。
佐賀空港へのオスプレイ配備をめぐっては、県が漁協と交わした、自衛隊との空港共用を否定する県公害防止協定の関連文書を見直す必要がある。漁協は見直す条件として、①駐屯地建設に伴う排水対策②土地買収の概算額③駐屯地西側の土地取得の考え方――について防衛省に情報提供を要求。漁協は回答に漁協内での了解が得られれば、見直しを受け入れる方針を昨年11月に決めた。
防衛省は26日、漁協内で行われた非公開の会合で、3条件について回答した。
会合後、記者団の取材に応じ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル