東北自動車道上り線の佐野サービスエリア(SA、栃木県佐野市)で売店などを運営するケイセイ・フーズ(同市)の労働組合が、8日にストを実施する可能性があると会社側に通告した。実施すれば8~9月にストライキに踏み切って以来、2度目となる。労組が7日、都内で記者会見して明らかにした。
前回のストは社長の交代と従業員の職場復帰でいったん収束した。だが、労組によると、新社長はストの正当性を認めず、労組の加藤正樹執行委員長の退職を要求。加藤氏が退職しなければ労組と労組幹部にストによって被った損害の賠償を求める姿勢を示すなど、労使対立が続いている。
労組は会社側に対し、ストの正当性を認めたうえで、主張の取り下げなどに応じなければ8日午前7~8時にレストランの営業をやめるストを実施すると通告した。それでも会社側の姿勢が変わらない場合の対応は今後、検討していくという。
記者会見した労組の加藤執行委員長は「会社側は法律で認められるストと認めてほしい」と語った。
一方、ケイセイフーズの代理人弁護士は朝日新聞の取材に対し、「コメントを差し控えたい」と話した。
労組は7日、東京・霞が関の東…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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