東北自動車道上り線の佐野サービスエリア(栃木県佐野市)で売店などを営むケイセイ・フーズ(同市)の労働組合が、会社側による不当労働行為があったとして栃木県労働委員会に救済を申し立てた。28日付。
会社側が労組幹部に自発的な退職を迫ったり、自宅待機を命じたりしたことが不当労働行為にあたると主張している。労組の加藤正樹委員長は取材に対し、「これまで会社側と交渉してきたが主張が認められず、第三者のいる公的な場で判断してもらう必要があると考えた」と語った。
同社では、突然の加藤氏の解雇(後日に撤回)をきっかけに労組が8~9月にストを実施。11月に2度目のストに踏み切り、労使が対立している。会社側の代理人弁護士は「具体的なコメントは差し控えるが、不当労働行為に相当する行為を行ったことはない」とコメントしている。(吉田貴司)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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