AR(拡張現実)やVR(仮想現実)などのテクノロジーを体育の授業に活用する取り組みが、学校現場で始まっている。映像を通じて楽しみながら運動のイメージをつかみ、苦手意識を減らしていこうという試みだ。個々のタブレット端末と併用したり、運動を科学的に見ることへの興味につなげたりと、様々な工夫が行われている。
東京都小平市立小平第十小学校の運動場で7月、5年生の体育の授業が行われていた。この日、子どもたちが取り組んだのはハードル走だ。
「動きの感じを自分でイメージしてから跳んでください」。篠山祐輔教諭は木陰に子どもたちを集めてそう伝え、箱形の「VRゴーグル」をみんなに手渡した。
ゴーグルをのぞくと…
子どもたちがVRゴーグルを…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル