愛知県豊橋市にある豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)。ここで飼育されているレッサーパンダがネット上で注目を集めています。
のんほいパークで飼育されているレッサーパンダは2頭。ショウショウ(オス、3歳)とリーファ(メス、2歳)です。
話題になっているのはリーファで、今月1日にツイッターに動画が公開されました。
映っているのは、健康管理のため2週間に1回実施している体重測定の様子。
体重計の上でリンゴを食べながら、器用に後ろ脚2本で立ち上がっている姿が30秒近くにわたって収められています。
この動画に対して「どう見ても着ぐるみクマの顔」「中に人が入ってますよね?」といったコメントが寄せられ、いいねは2万を超えています。
獣医師に聞きました
のんほいパークの獣医師・吉川雅己さんによると、動画を撮影したのは11月下旬。
これまで体重測定では四つの脚を乗せて座っていましたが、上手に量れた時にご褒美としてリンゴを与えるようにしたところ、エサがもらえると思って2本脚で立つようになりました。
以前はその日の気分で体重計に乗らないこともありましたが、リンゴを与えるようになってからはこのスタイルが定着しているといいます。
もともとササを食べる時や、周囲の様子を確かめる時などは立ち上がる習性があるそうですが、姿勢よく30秒以上も維持できるのは珍しいそうです。
「リーファのように長時間立つことはできませんが、ショウショウにはショウショウの可愛らしさがあります。ぜひお越しいただいて直接確かめてください」と吉川さん。(若松真平)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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