岡山市中区原尾島のアパートで住人がペットとして飼っていた体長約1メートルのトカゲがいなくなったとの通報が23日午後5時ごろあり、県警岡山中央署が24日朝から約20人態勢で捜している。
署によると、行方不明となったのは白黒模様の「アルゼンチンテグー」という種類。一緒に飼われていた灰色の「フトアゴヒゲトカゲ」(体長約15センチ)もいなくなったが、24日午後3時半過ぎ、近くの空き地で似たトカゲが捕まり、同署が確認を進めている。
飼い主は20代の女性。22日夜、部屋で2匹をかごから出したまま外出し、23日朝に帰宅した後、いなくなっているのに気づいたという。ベランダに面した窓が10センチほど開いており、そこから逃げ出た可能性がある。
署によると2匹とも毒はないが、かみついたりひっかいたりする恐れがある。静岡県河津町浜の体感型動物園「iZoo(イズー)」の白輪剛史園長によると、アルゼンチンテグーは南米などに生息。歯が太く力が強いうえ、気性が荒い個体もいるため、近寄らない方がよいという。岡山中央署は「見つけたら、すぐ警察に連絡を」と呼びかけている。
現場はJR岡山駅の東約5キロの住宅地。アパート近くの町内会の西川良典会長(73)は「1メートルものトカゲが逃げたのは心配だ。明日は学校もあり、子供たちの登下校をどうしたら良いのか。朝までには見つかってほしい」と話した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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