大阪市東住吉区の浄土宗・見性寺(けんしょうじ)の本堂にある阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)が、安土桃山時代から江戸時代初期に活躍した仏師、宗印(そういん)の作であることがわかった。市教育委員会が頭部の内側に宗印の銘があるのを見つけ、23日発表した。宗印の作と確認された現存の仏像は全国で8例目。市教委は「作例が極めて少なく、貴重な発見だ」としている。
市教委が9月、見性寺を訪れ、一般公開されていない本堂内の仏像を調査。木造の像(高さ87センチ)の頭部内側に「南都 北室大仏師 宗印」などの墨書を見つけた。1606年に造られたことを示す「慶長十一」の記述もあった。
市教委によると、郷土誌の記述…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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