秋篠宮家の次女佳子さまは22日、東京都内で開かれた「ガールズメッセ2023」(ガールスカウト日本連盟主催)に出席した。
表彰式を前に、佳子さまは「社会の中では、大人から子どもへ、無意識なものも含め、偏った思い込みが伝わっていることが多々あると感じます」とし、「そのようなことがないよう、私自身も気をつけようと思うと同時に、ガールスカウトの活動が、次世代を担う子どもたちがジェンダーにとらわれず自分の思い描いた未来に向かっていくことにつながるよう願っております」と述べた。
そして「今後、ジェンダー平等が達成されて、誰もが安心して暮らせる社会になることを、誰もがより幅広い選択肢を持てる社会になることを、そしてこれらが当たり前の社会になることを心から願っております」と述べた。
その後、受賞グループとの懇談では「すごくいい報告でした」と伝えたほか、活動内容や工夫した所、大変なことややりがいなどを尋ねていた。
この日、天皇陛下と長女愛子さまは、皇居内の宮内庁楽部を訪れ、秋季雅楽演奏会を鑑賞した。愛子さまが鑑賞するのは3回目で、陛下と一緒に鑑賞するのは5月の春季雅楽演奏会に続いて2回目となる。(多田晃子)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル