秋篠宮家の次女佳子さまが精力的に公務に励んでいる。昨年10月に結婚して皇室を離れた長女小室眞子さんの後を受け継ぐ形で、複数の公務を担当。今月14日には、眞子さんも務めた日本工芸会の総裁に就任した。公務や就任にあたっては、姉妹の絆や佳子さまの興味関心もうかがえる。
音楽に合わせて笑顔で手拍子し、出演者に何度も手を振り返す――。今月12日、東京都渋谷区の東京体育館で開かれた「第20回記念東京都障害者ダンス大会ドレミファダンスコンサート」を訪れた佳子さまの一場面だ。開会式典に出席後、障害者らのダンスパフォーマンスを鑑賞した佳子さまは懇談の場で「練習の成果がすごく出ていて、とても楽しかったです」「皆でそろえるのは大変じゃないですか」。はじけるような笑顔でダンスチームのメンバーに話しかけた。自らもダンス経験がある佳子さま。この日は出演者らとともに、会場で一体感を楽しんでいる様子が印象的だった。
新型コロナの感染状況がかつてより落ち着いてきたことや、主催者側から出席の願い出があることも影響しているものの、最近、佳子さまの活動がめざましい。
全日本ろうあ連盟に非常勤嘱託職員として勤めている佳子さま。これまでは、眞子さんから受け継いだ日本テニス協会の名誉総裁を務めていたが、総裁に就任したのは日本工芸会が初となる。同会の総裁は2016年から眞子さんが務めていたが、昨年10月に皇室を離れて退任して以降、空席になっていた。佳子さまは今後、日本工芸会総裁賞などを選定し、授賞式などに出席する予定だ。
姉妹で共通の関心、仲のよさうかがえるエピソードも
宮内庁によると、佳子さまは…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル