秋篠宮家の次女佳子さまは8日、東京都渋谷区の国立能楽堂で開かれた「第43回手話狂言・初春の会」を鑑賞した。
俳優の黒柳徹子さんが理事長を務める「社会福祉法人トット基金」の主催。演じられたのは「雷」「狐塚」「業平餅」の3演目だった。
手話狂言は、ろう者の俳優がセリフを手話で表現しながら舞台上で演じ、舞台後方から狂言師が声をつける。佳子さまは手話に精通しており、鑑賞後は出演者らと手話を交えて懇談した。
黒柳さん「手話がお上手で、びっくり」
佳子さまと一緒に鑑賞し懇談にも加わった黒柳さんは、報道陣の取材に応じ「佳子さまの手話が大変お上手なので、びっくりした」と話した。
佳子さまは出演者らに「とても面白かったです」と伝えていたという。黒柳さんは「佳子さまはじめ皇族の方々が手話に興味を持って頂けるのを俳優たちも感謝しているし、とてもうれしいことだと思います」と話した。
この日の手話狂言は、秋篠宮妃紀子さまも鑑賞予定だったが、昨年暮れから体調が優れず数日前から胃腸が不調だったため、侍医の助言により大事をとって取りやめた。(後藤遼太)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル