久留米織製品の製造販売「ロォーリング」(福岡県大刀洗町三川)が、3月に発売した布製の「侍マスク」を「子どもたちを見守る人に使ってほしい」と14日、町と町内保育園に計100枚寄贈した。同日、久留米市にも200枚を贈った。
同社の實藤(さねふじ)俊彦代表(60)によると、久留米市の「地場産くるめ」(休館中)などで販売していたが反響が大きく、当面は新規予約を休止し受注分の生産に専念している。ただ「福祉分野などでは休みたくても休めない人が一生懸命仕事している。少しでも力になれれば」と寄贈を決めた。
町は「侍マスク」を、町内保育園や役場の窓口業務の職員に配布する。受け取った大堰(おおぜき)保育園の長野美子(よしこ)園長は「仕事を休めない多くの家庭のお子さんを預かっている。必需品のマスクをかき集め、足りない職員は手作りしていた。本当に助かる」と感謝していた。 (大矢和世)
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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