カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致が進む中、大阪府議会の自民党府議団がギャンブル依存症対策を推進する条例案を議会に提案する方針を固めたことがわかった。依存症対策の推進を府の責務と明文化し、当事者や家族の声を反映させる仕組みを設ける。成立すれば全国初。
府のギャンブル等依存症対策推進計画では、府内で依存症が疑われる人を約22万人と推計し、普及啓発や治療体制の強化を掲げている。しかし、今年度の予算額は薬物やアルコール依存症対策と合わせて約5千万円。当事者団体から「予算が少なく、連携も不十分」との声が上がっていた。
自民党府議団がまとめた条例…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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