保健の授業で「好きな異性」 いだいた違和感、新聞に投書したら

 愛知県立刈谷北高校3年の梶俊晟さん(18)の夢は、新聞記者になることだ。

 「社会は変えられる」と信じている。差別や偏見を見聞きしたときは、できるだけ違和感を口にするようにしてきた。

 昨年、保健の授業で家族設計や家族計画がテーマになった。配られたプリントには「好きな異性」との言葉があり、班ごとに話しあい、数人が発表をした。

 梶さんは、違和感をもった。

 「(好きな人が)異性とは限らないんだから、おかしくないか」

 周りの友人に伝えると、「真面目すぎるんだよ」と笑ってはぐらかされた。

授業後も残ったわだかまり

 そうだろうか。クラスの中に…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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