黒田陸離、福冨旅史
16日に広島市西区の川で倒れているのが見つかり、死亡が確認された男児(5)は、行方不明になる直前まで近くの市立保育園の園庭で遊んでいたとみられることがわかった。広島県警は、園の門に鍵がかかっていたかどうかや、付近の防犯カメラの映像などから、男児が外に出た経緯を調べている。
県警によると、男児は16日午前から西区内の市立保育園に登園し、午後0時半ごろに園の職員から男児の姿が見えなくなったと110番通報があった。その約2時間後、園から100メートル余り離れた太田川放水路の川岸付近で倒れているのが見つかった。衣服はぬれた状態で、目立った外傷はなかったという。
園を運営する広島市によると、16日は男児を含め0~5歳の34人が登園し、保育士8人で対応。昼ごろになり、園庭での保育中に男児がいないことに職員が気づいたという。市こども未来局の山越重範次長は取材に、「園庭で遊んでいた時間帯に、園児のお迎えのため正門を開けて出入りする保護者もいた」と話した。(黒田陸離、福冨旅史)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment