新型コロナウイルスの「第3波」が、修学旅行を直撃している。行き先や日程の変更を重ねたあげく、中止に追い込まれる学校が相次ぐ。児童・生徒にとって貴重な思い出づくりの場だとして、感染状況を見ながら実施を模索するところもある。
福岡県に出された緊急事態宣言の延長を受け、県立春日高校(春日市)は今月上旬、3月上旬に予定していた修学旅行の中止を決めた。当初は1月下旬に北海道に行く予定だったが、感染拡大を受けて年明けにいったん延期に。その後も感染状況やキャンセル料の発生時期をにらみつつ、実施できないか探ってきた。
生徒間の密を避けるため、国の観光支援策「Go To トラベル」事業を活用し、ホテルの部屋を例年より多く確保するなどの対策も考えてきた。だが、宣言延長に伴って事業も停止が続くため、各家庭にさらなる金銭的負担をかけずに十分な対策を取ることが難しいと判断。代わりに、日帰り旅行や球技大会の開催を検討している。
生徒でつくる実行委員会委員長…
2種類
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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