東京都千代田区のJR東京駅で2日夜、体調不良を訴える通報が相次ぎ、修学旅行中の中学生少なくとも11人が病院に運ばれた。警視庁によると、新幹線が運休して帰宅できなくなり、宿泊先を探すために待機していたとみられるという。熱中症などとみられ、重症との情報は同日午後11時時点でないという。
丸の内署や東京消防庁によると、2日午後8時ごろ、東京駅南口付近で、愛知県から来た修学旅行中の中学生男女11人が「過呼吸や吐き気を訴えている」と119番通報があり、病院に運ばれた。
同日午後9時ごろには、東京駅日本橋口付近で、愛知県から来た別の修学旅行中の中学生23人が、「熱中症の症状を訴えている」との110番通報があった。
東京駅では、大雨の影響で東海道新幹線が2日午後7時25分までに全線で運転を中止するなどし、駅構内は乗客らで混雑していた。
大阪府から観光にきていた20代の男性は午後10時ごろ、東京駅構内で、制服を着た中学生くらいの男女が集まっているのを見たという。「しゃがんでる子も立っている子もいた。具合が悪そうに担架で救急車に運ばれている子もいた」と話した。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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